マクドナルド化

2014年6月17日 日常
娘の社会学のプリントを覗く。マクドナルド化の勉強

「サービス業がかなりの程度マクドナルド化する必然性はどこにあるのか?」

消費者が「はやい、やすい」商品のあじをしめ、経営者・投資家たちは薄利多売圧力

に勝ち抜くため回転率上昇、セルフサービスによる人件費カット、単位労働時間あたりの

労働強化をねらうから。なるほど!!

マクドナルド化への批判

・合理的システムは大量の非合理性を必然的にもたらす。つまり合理的システムは人間の理性を否定する傾向を助長する。
・マクドナルド化は環境に対して様々なマイナスをもたらした。人々が期待しているポテトを作るためには形の揃ったジャガイモを育てる必要がある。そのためには大量の化学薬品が使われ、完璧でないジャガイモは大量に捨てられる。
・食事をする場所や作業をする場所が脱人間的な環境に変わっていってしまう。ハンバーガーを求めて、カウンターに一列に並ぶ顧客や、ドライブスルーで行列をつくって待つ顧客、そして食事の準備をしている従業員がしばしば感じていることは、自分が組み立て作業ラインの一部になっているという感覚である。食べていることに向いていないだけでなく、働く状況として非人間的になってしまっている。

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